一人暮らしを始める際、部屋作りや予算の配分において最も頭を悩ませる大型家電の一つが「洗濯機」です。「安さを重視して縦型にするべきか」「憧れのドラム式を選んで家事を楽にするべきか」など、どちらを選ぶかで新生活の生活スタイルや家事の手間、さらには毎月の水道光熱費も大きく変わってきます。
洗濯機は一度購入すると5年〜10年は使い続ける生活必需品。適当に選んでしまうと、「毎日の洗濯物を干す作業が想像以上に負担になる」「アパートの狭い防水パンにドラム式が入らなかった」「洗濯のたびにお気に入りの服が傷んでしまう」といった失敗を招き、後悔することになりかねません。
本記事では、これまで数多くの家具・家電選びをサポートしてきたプロの視点から、一人暮らし向け洗濯機の「縦型 vs ドラム式」を徹底比較。初期費用、電気代・水道代のランニングコスト、洗濯物を干す手間の削減(タイムパフォーマンス)、設置スペースの注意点まで網羅的に検証しました。さらに、一人暮らしに本当におすすめの厳選10モデル(縦型6選・ドラム式4選)を詳しく紹介します!
💡 【結論】あなたにはどっちがおすすめ?
- 「縦型洗濯機」がおすすめな人
・本体価格を抑えて初期費用を極力安く済ませたい方
・部活動やアウトドアでの泥汚れ、頑固な汚れをしっかり落としたい方
・狭いワンルームアパートのコンパクトな防水パンにすっきり配置したい方 - 「ドラム式洗濯機」がおすすめな人
・毎日の「洗濯物を干して取り込む」という家事の手間を完全にゼロにしたい方
・水道代を抑えて節水しながらスマートに洗濯したい方
・衣類同士の摩擦を抑え、お気に入りの洋服を傷めずに長く着続けたい方
【一目でわかる】縦型洗濯機とドラム式洗濯機の基本スペック比較表
縦型洗濯機とドラム式洗濯機には、洗浄方式や乾燥機能の有無、コスト面において明確な違いがあります。まずはそれぞれの基本的なスペックや特徴を比較表で整理しました。
| 比較項目 | 縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 |
|---|---|---|
| 本体価格の相場 | 安価(約3万〜6万円) | 高価(約10万〜20万円超) |
| 力・得意な汚れ | 非常に高い(泥汚れ、固形汚れ) | 高い(皮脂汚れ、油汚れ) |
| 衣類の傷みにくさ | 摩擦による傷みがやや生じやすい | 傷みにくい(たたき洗い) |
| 使用水量(水道代) | 多め(たっぷりの水で洗う) | 非常に少ない(縦型の約半分) |
| 乾燥機能の実用性 | 簡易的(シワになりやすく電気代高) | 極めて優秀(ふんわり仕上がる) |
| サイズ・設置性 | スリムで狭い場所にも設置しやすい | 大型で搬入・設置スペースが必要 |
このように、縦型洗濯機は「導入コストの安さと省スペース性」に優れ、ドラム式洗濯機は「乾燥によるタイムパフォーマンスの高さとランニングコストの低さ」に強みを持っています。この基本を踏まえた上で、それぞれのメリット・デメリットを深く掘り下げていきましょう。
縦型洗濯機のメリット・デメリット
日本の住環境で長く主流として使われてきた縦型洗濯機には、一人暮らしのスタートにおいて非常に現実的かつ魅力的な強みがあります。一方で、一部の家事の手間が増えるといった注意点も存在します。
メリット1:本体価格が圧倒的に安い(3万〜6万円で十分なスペック)
一人暮らしを始める初期費用は、敷金・礼金や家具・家電の購入で何かとかさむものです。縦型洗濯機であれば、容量5kg〜7kgの一人暮らし向けモデルが3万〜6万円程度の予算で手に入ります。パナソニックやシャープといった信頼性の高い国内主要メーカーの製品であっても、この価格帯で優れた基本性能を持つモデルが豊富にラインナップされています。家電の初期費用を最小限に抑えたい学生や新社会人にとって、この安さは決定的なメリットです。
メリット2:強力なもみ洗いで泥汚れや頑固な汚れをしっかり落とす
縦型洗濯機は、パルセーター(槽の底にある羽根)を回転させることで水流を起こし、衣類同士を擦り合わせる「もみ洗い」が特徴です。たっぷりの水の中に洗剤を高濃度で溶かし、衣類をしっかりと動かすため、頑固な泥汚れ、食べこぼし、汗に含まれる皮脂汚れなどに対して極めて高い洗浄力を発揮します。スポーツや部活動をする方、あるいは仕事柄ハードな汚れが衣類につきやすい方には、圧倒的に縦型洗濯機が適しています。
メリット3:コンパクトで狭いアパートの防水パンにも設置しやすい
アパートやマンションのワンルームなど、一人暮らし向けの物件は洗面所やキッチンの洗濯機置き場(防水パン)が非常にコンパクトに設計されていることが多いです。縦型洗濯機は一般的に本体幅が50cm〜55cm程度とスリムなため、狭い設置スペースやアパートの小さな防水パンにもすっきりと配置できます。また、フタを上部に開けるため、前方の動線を邪魔しないのもワンルームアパートで重宝されるポイントです。
デメリット:衣類が傷みやすい、乾燥機能が弱め、水道代が高め
一方で、縦型洗濯機には「衣類同士が擦れ合うため、お気に入りのニットやおしゃれ着が伸びたり傷んだりしやすい」というデメリットがあります。さらに、安価な縦型洗濯機に搭載されている乾燥機能の多くは、ヒーターで単純に熱風を吹きかける簡易的なものであるため、衣類が激しくシワになりやすく、乾燥時間も長いため電気代が高額になりがちです。また、たっぷりの水を使用して洗濯するため、ドラム式に比べて1回あたりの水道代が約2倍近くかかってしまいます。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
近年、特に若い世代の一人暮らしで急速に支持を集めているのがドラム式洗濯機です。「家事の効率化」に焦点を当てるなら、これほど費用対効果の高い家電はありません。
メリット1:乾燥機能が優秀で「天気を気にせず干す手間がゼロ」になる
ドラム式洗濯機を導入する最大の理由は、圧倒的に優れた「乾燥機能」にあります。洗濯物を干す、取り込む、そして雨や天気を気にするという一連の家事の手間が完全にゼロになります。夜寝る前にスタートボタンを押しておけば、朝にはふんわりと乾燥が仕上がった真っ白なバスタオルや衣類を取り出してそのまま使えるため、タイムパフォーマンス(タイパ)が劇的に向上します。

メリット2:たたき洗い方式で水の使用量が少なく、水道代を大幅に節約できる
ドラム式洗濯機は、ドラムを回転させて衣類を上から下へ落とす「たたき洗い」方式を採用しています。たっぷりの水の中に衣類を沈める必要がないため、使用する水の量が縦型洗濯機の約半分以下で済みます。これにより、毎月の水道代を劇的に節約することができ、長期的には本体価格の差額を回収するランニングコストの節約効果をもたらします。
メリット3:衣類同士の摩擦が少なく、お気に入りの服が傷みにくい
衣類を絡ませて擦り合わせるもみ洗いとは異なり、たたき洗いは衣類同士が擦れる摩擦が極めて少ないため、デリケートな衣類の繊維を傷めにくく、型崩れや毛羽立ちを防ぐことができます。大切な私服やデリケートな素材の衣類を長持ちさせたいおしゃれ好きな方に、ドラム式は非常におすすめです。
デメリット:本体価格が高い、サイズが大きく設置できない場合がある、泥汚れの洗浄力は縦型に劣る
ドラム式洗濯機の最大の障害は、「初期費用の高さ」です。安価なモデルでも10万円以上、高機能なヒートポンプ式モデルになると15万〜20万円超の予算が必要になります。また、本体サイズや奥行きが縦型に比べて一回り大きく、アパートの防水パンに収まらなかったり、玄関や廊下の搬入経路を通れずに購入を断念せざるを得ない場合があります。さらに、少ない水で洗う性質上、固形汚れやしつこい泥汚れの洗浄力については、水流をフル活用する縦型洗濯機に一歩譲ります。
一人暮らし向け!重視するポイント3つの比較
結局のところ、一人暮らしにはどちらが向いているのでしょうか。あなたが重視したい「3つのライフスタイル軸」から比較してみましょう。
比較1:「購入コスト・初期費用」で選ぶ(縦型が圧倒的有利)
新生活の初期費用をできる限り安く抑えたいなら、選択の余地なく縦型洗濯機が圧倒的に有利です。3万円前後で販売されている縦型モデルでも、日々の洗濯機能としては全く問題ありません。反対に、ドラム式洗濯機は最も低価格なクラスでも10万円近くするため、予算が限られている場合は、他の家具や生活必需品に予算を回す方が賢明です。
比較2:「家事の手間・タイパ」で選ぶ(ドラム式が圧倒的有利)
「仕事や学業が忙しく、家に帰ってから洗濯物を干すのが苦痛」「ベランダが狭く、外に洗濯物を干したくない」「自分の時間を1分でも多く確保したい」というタイムパフォーマンス重視の方には、ドラム式洗濯機が圧倒的におすすめです。毎日洗濯物を干すのにかかる15分〜20分の時間が削減されるため、1年間で約90時間もの自由時間が生まれる計算になります。この時間を自分の趣味や休息、勉強にあてられるメリットは計り知れません。
比較3:「水道光熱費・ランニングコスト」で選ぶ(ドラム式が有利)
ランニングコストの比較では、使用水量の少なさからドラム式洗濯機が水道代で大きくリードします。電気代に関しては、空気中の熱を回収して乾かす「ヒートポンプ式」のドラム洗濯機を選べば、ヒーター式の乾燥に比べて約3分の1以下の電気代で衣類を乾かせるため、電気代と水道代を合わせた総合的なトータルランニングコストはドラム式が圧倒的に安くなります。
一人暮らしにおすすめの洗濯機10選(縦型6選・ドラム式4選)
ここからは、一人暮らしに本当にふさわしい洗濯機10選を、縦型とドラム式に分けてご紹介します。ご自身の予算や設置環境に合わせて選んでください。
【コスパ最強】一人暮らし向け縦型洗濯機おすすめ6選
価格、機能、デザインのバランスが取れた、一人暮らしの定番縦型洗濯機です。
1. パナソニック (Panasonic) NA-F5B1 (5.0kg)
高い信頼性とシンプルな使いやすさを兼ね備えた大定番モデル
パナソニックのNA-F5B1は、一人暮らしに最適な5.0kgサイズのシンプルな縦型洗濯機です。「ビッグウェーブ洗浄」と呼ばれる強力な立体水流を発生させ、少ない衣類でもしっかりと汚れをもみ落とします。信頼のパナソニック品質ながら、4万円台前半で購入できる手の届きやすさが魅力です。
- 容量:5.0kg
- サイズ:幅56.2cm × 奥行57.2cm × 高さ88.0cm
- 特徴:ビッグウェーブ洗浄、からみほぐしコース、お手入れが簡単なフラットデザイン。
- メリット:洗濯終了後に衣類がからまず、スムーズに取り出せる。運転時の動作が安定しており静か。
- デメリット:乾燥機能は送風乾燥(簡易タイプ)のみのため、衣類を完全に乾かすことはできません。
2. シャープ (SHARP) ES-GE5H (5.5kg)
シャープ独自の「穴なし槽」で黒カビをブロックし、徹底的に節水!
シャープのES-GE5Hは、洗濯槽の外側に水がたまらない独自の「穴なし槽」を採用しています。洗濯槽の裏側に発生しやすい黒カビが内側に入り込むのを防ぐため、常に清潔な水で洗うことができます。また、余分な水を使わないため、縦型洗濯機の中では非常に高い節水性能を誇ります。
- 容量:5.5kg
- サイズ:幅56.5cm × 奥行54.0cm × 高さ89.0cm
- 特徴:ステンレス穴なし槽、おしゃれ着コース、時短コース。
- メリット:カビ汚れの心配が極めて少なく、手入れが楽。穴なし構造による高い節水効果。
- デメリット:脱水時の音がやや大きく感じられる場合があります。
3. 東芝 (TOSHIBA) AW-6GA2 (6.0kg)
浸透パワフル洗浄で、奥の繊維まで白く洗い上げる実力派
東芝のAW-6GA2は、少しゆとりのある6.0kgサイズ。少ない水で高濃度の洗剤液を作り、衣類にしみ込ませてから洗う「浸透パワフル洗浄」を搭載しています。泥汚れや汗による黄ばみを落とす力が非常に強く、まとめ洗いをしたい方にも適したスペックです。
- 容量:6.0kg
- サイズ:幅55.5cm × 奥行54.1cm × 高さ94.5cm
- 特徴:浸透パワフル洗浄、からみまセンサー、部屋干しモード。
- メリット:高い洗浄力でお弁当の油汚れや頑固なシミも落としやすい。6kgなので週末のまとめ洗いも余裕。
- デメリット:背が94.5cmとやや高めのため、小柄な方は底の方の衣類が少し取り出しにくく感じることがあります。
4. アイリスオーヤマ IAW-T604 (6.0kg)
圧倒的なコストパフォーマンスと清潔感のあるガラストップデザイン
アイリスオーヤマのIAW-T604は、3万円台半ばで購入できる圧倒的な価格の安さが魅力の6.0kg洗濯機。フタには傷がつきにくく高級感のあるガラストップを採用しており、安っぽさを全く感じさせない洗練されたデザインが特徴です。部屋干し時間を短縮する「部屋干しモード」を搭載しています。
- 容量:6.0kg
- サイズ:幅55.5cm × 奥行52.5cm × 高さ92.0cm
- 特徴:折りたたみ式ガラストップ、部屋干しモード、予約タイマー搭載。
- メリット:6kgクラスで最安値水準。フラットなガラスフタなので、サッと拭くだけで手入れが完了。
- デメリット:国内大手メーカーに比べると、細かな機能設定や運転中の静音性でやや劣る面があります。
5. 日立 (HITACHI) NW-50H (5.0kg)
「2ステップウォッシュ」で高濃度の洗剤液をじっくり浸透させて洗う
日立の「白い約束」NW-50Hは、少ない水で洗剤を溶かした高濃度の洗剤液で洗い始めてから、水を追加してしっかりと洗う「2ステップウォッシュ」を採用しています。コンパクトながらも日立らしい高い洗浄技術が詰め込まれており、白いシャツもすっきりと洗い上げます。
- 容量:5.0kg
- サイズ:幅53.9cm × 奥行50.8cm × 高さ96.5cm
- 特徴:2ステップウォッシュ、風脱水(簡易乾燥)、高濃度クリーン洗浄。
- メリット:本体幅が53.9cmと極めてスリムで、非常に狭いアパートの防水パンにも無理なく収まります。
- デメリット:フタが2つ折りではないため、上部にある程度のスペースを確保しておく必要があります。
6. ハイアール (Haier) JW-U55B (5.5kg)
「10分急ぎコース」を搭載し、忙しい朝や夜間でもスマートに洗濯!
グローバルブランドのハイアールが手掛けるJW-U55B。最大の特徴は、わずか10分で洗濯から脱水まで完了する「急ぎコース」です。帰宅が遅くなった日や、朝出かける前にちょっと洗いたい衣類があるときに圧倒的な時短を実現します。価格も2万円台後半からと非常にリーズナブルです。
- 容量:5.5kg
- サイズ:幅52.6cm × 奥行50.0cm × 高さ88.8cm
- 特徴:10分急ぎコース、しわケア脱水、らせん状水流。
- メリット:とにかく安く、時短機能が優秀。しわになりにくい脱水設定ができるため、アイロンがけの手間が減ります。
- デメリット:動作音が他の大手モデルと比較してやや高めな点です。
【家事ラク】一人暮らし向けドラム式洗濯機おすすめ4選
一人暮らしのアパートでも設置しやすい省スペース設計や、高い省エネ性能を持つおすすめのドラム式モデルです。
7. シャープ (SHARP) ES-S7H (洗濯7.0kg / 乾燥3.5kg)
一人暮らし向けドラム式の「絶対的なベストセラー」!圧倒的なコンパクト設計
シャープのES-S7Hは、一般的な防水パン(内寸奥行54cm以上)にすっきり収まるスリム&コンパクト設計のドラム式洗濯機です。静音性に優れたインバーターを搭載しており、夜間でも安心して運転できます。さらにプラズマクラスター除菌機能も搭載しており、衣類の消臭やカビ予防も可能です。
- 容量:洗濯7.0kg / 乾燥3.5kg
- サイズ:幅64.0cm × 奥行60.0cm × 高さ103.9cm
- 特徴:スリム設計(奥行60cm)、プラズマクラスター、DDインバーター静音設計。
- メリット:一人暮らし用のアパートに最も設置しやすいサイズ感。仕上がりが非常にふんわりとしており静音性が高い。
- デメリット:乾燥方式がヒーター乾燥方式のため、後述するヒートポンプ式に比べて乾燥時の電気代がやや高めです。
8. パナソニック (Panasonic) Cuble NA-VG780 (洗濯7.0kg / 乾燥3.5kg)
キュービックフォルムの美しいデザインと、高い温水洗浄機能を備えた高級機
パナソニックの「Cuble(キューブル)」は、無駄な凹凸を削ぎ落としたフラットな美しい四角いデザインが最大の特徴です。洗面所をおしゃれなサニタリー空間に変えてくれます。温水の力で洗剤の酵素を活性化させ、黄ばみやにおいまで綺麗に落とす「温水スゴ落ち泡洗浄」を搭載しています。
- 容量:洗濯7.0kg / 乾燥3.5kg
- サイズ:幅63.9cm × 奥行60.0cm × 高さ105.0cm
- 特徴:温水スゴ落ち泡洗浄、低温風パワフル乾燥、フラットデザイン。
- メリット:圧倒的に美しくインテリア性が極めて高い。温水洗浄による高い皮脂汚れ除去力。
- デメリット:実売価格が18万円前後と非常に高額。また、乾燥時の消費電力がやや多めです。
9. 東芝 (TOSHIBA) ZABOON TW-80TA (洗濯8.0kg / 乾燥4.5kg)
「ウルトラファインバブル」を搭載し、冷たい水でも抜群の洗浄力を発揮!
東芝のTW-80TAは、ナノサイズの微細な気泡「ウルトラファインバブル」を発生させ、洗剤の洗浄成分を衣類の奥深くの繊維まで浸透させます。これにより、低い水温でも高い洗浄力を実現し、黄ばみの予防効果も抜群です。洗濯8kg、乾燥4.5kgと一人暮らしとしてはかなり余裕のあるサイズ感です。
- 容量:洗濯8.0kg / 乾燥4.5kg
- サイズ:幅65.5cm × 奥行71.4cm × 高さ104.0cm
- 特徴:ウルトラファインバブル洗浄、大風量ヒーター乾燥、アクティブサスペンション。
- メリット:ウルトラファインバブルによる高い洗浄性能。乾燥容量が4.5kgあるため、毛布やシーツも乾かせます。
- デメリット:奥行きが71.4cmと深いため、設置場所の前方にかなりのスペースが必要です。
10. アイリスオーヤマ CDK842 (洗濯8.0kg / 乾燥4.0kg)
10万円を切る圧倒的な安さでドラム式を導入できる高コスパモデル
アイリスオーヤマのCDK842は、なんと10万円を切る低価格を実現したハイコストパフォーマンスなドラム式洗濯機です。「ドラム式が欲しいけれど、15万円以上の出費は厳しい」という一人暮らしの方の強い味方。温水洗浄コースを多数搭載しており、部屋干し臭の防止などに高い効果を発揮します。
- 容量:洗濯8.0kg / 乾燥4.0kg
- サイズ:幅59.5cm × 奥行65.2cm × 高さ90.0cm
- 特徴:温水ヒーター搭載(約60℃除菌コースなど)、タイマー予約、チャイルドロック。
- メリット:とにかく安くドラム式洗濯乾燥機を導入できる。温水機能が標準で充実している。
- デメリット:ヒートポンプ式に比べて、乾燥時の電気代が高く、運転音も大手メーカーよりやや大きめです。
洗濯機の設置・搬入における2つの絶対的な注意点
どれだけお気に入りの洗濯機を見つけても、自宅の洗面所に設置できなければ全てが無駄になってしまいます。購入ボタンを押す前に、必ず以下の「2つの絶対的な注意点」を確認してください。
注意点1:防水パンの「サイズ」と「排水口の位置」を必ず測定する
多くの賃貸物件の洗面所には、洗濯機を載せるためのプラスチック製の皿「防水パン(洗濯機パン)」があらかじめ設置されています。まずはこの防水パンの「内寸の幅と奥行き」をメジャーで正確に測ってください。特にドラム式洗濯機は脚の配置が広いため、防水パンの内枠に脚が正しく載るかどうかの確認が必須です。

また、「排水口の位置」も極めて重要です。排水口が洗濯機の真下に来る場合は、「真下排水用パイプ」や「かさ上げ台」が必要になる場合があります。かさ上げ台を使用すると洗濯機全体の高さが約5cm〜10cm高くなるため、上部にある蛇口(給水栓)の高さに洗濯機が干渉しないかどうかも必ず確認しておきましょう。
注意点2:玄関・廊下・洗面所の「搬入経路の幅」を確認する
洗濯機の設置場所だけでなく、配送業者がそこまで運び込むための「搬入経路の幅」が足りずに返品となるケースが後を絶ちません。確認すべきポイントは以下の通りです。
- 玄関ドアの幅と高さ(ドアノブの突起分を引いた有効幅)
- アパートの共有廊下やエレベーターの入り口幅
- 室内の廊下の幅と角を曲がれるスペースの有無
- 洗面所の入り口ドアの有効開口幅
基本的には、「洗濯機本体の最も短い辺の長さ + 6cm以上」の有効幅が経路のすべての場所で確保されている必要があります。ドラム式洗濯機のように本体幅が60cmを超える大型モデルを検討している場合は、この搬入経路のチェックを絶対に怠らないでください。
洗濯機に関するよくある質問(FAQ)
一人暮らし向け洗濯機の選び方や日常の使い方に関して、よくある質問にプロが詳しく回答します。
Q. 木造アパートの2階ですが、夜間にドラム式洗濯乾燥機を回すとうるさいですか?
A. 木造や軽量鉄骨造のアパートでは、音が響きやすいため夜間(特に21時以降)の運転は避けるのが無難です。ドラム式洗濯機は「たたき洗い」の振動や、脱水・乾燥時のコンプレッサーの音が床を伝って下の階に響きやすい特徴があります。どうしても夜間に使用したい場合は、静音性に優れた「DDインバーター」搭載モデルを選び、洗濯機の下にゴム製の「防振マット・防振かさ上げ台」を敷くことで、振動音を大幅に軽減することができます。
Q. 洗濯機のアース線は絶対に接続しなければいけませんか?
A. アース線は万が一の電気回路のショートや漏電時に、電気を地面に逃がして感電事故を防ぐための命に関わる極めて重要な安全装置です。水気や湿気が極めて多い洗面所やベランダに洗濯機を置く場合は、安全のために必ず接続してください。もしコンセントにアース線の接続端子がない場合は、電気工事店に相談するか、市販のプラグ型漏電遮断器をコンセントとの間に挟むことで安全性を確保することができます。
Q. 縦型とドラム式、どちらの方が寿命が長くて長持ちしますか?
A. 洗濯機自体の一般的な設計上の耐用年数(寿命)は、どちらのタイプもおおむね「7年〜8年」とされています。しかし、構造面を細かく見ると、ドラム式洗濯機は乾燥機能やそれに伴うダクトへのホコリの蓄積、ヒートポンプなどの精密部品が多いため、経年劣化による細かなトラブルや修理の頻度は縦型洗濯機に比べて高くなりやすい傾向があります。長持ちさせるためには、ドラム式は毎回の「乾燥フィルターのホコリ掃除」、縦型は定期的な「洗濯槽クリーナーによるカビ掃除」といった小まめなメンテナンスが欠かせません。
買い替えや引っ越し時に役立つ!古い洗濯機をお得に処分・買取してもらう方法
洗濯機の買い替えや、新生活での引っ越しで不要になった古い洗濯機の処分は非常に骨が折れる作業です。洗濯機は家電リサイクル法の対象家電であり、普通に粗大ゴミとして捨てるだけでも約5,000円〜8,000円前後のリサイクル処分費用がかかり、アパートの階段からの運び出しも自分一人では非常に困難です。
そこでおすすめなのが、処分費用を支払う代わりに、出張買取や一括査定サービスを利用して賢く現金化する方法です。
- 大型の洗濯機を自宅からまとめて手軽に売りたいなら:出張買取の「バイセル」がおすすめ
洗濯機などの大型家電を、自宅まで査定士が来てくれてその場で査定・買取してくれます。出張料や査定料、重い洗濯機の搬出の手間もすべて無料なので、非常に楽ちんです。
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まとめ
一人暮らしの洗濯機選びは、初期予算の安さと省スペース性を最優先して「縦型」を選ぶか、あるいは毎日の干す手間をゼロにするタイムパフォーマンス(タイパ)と節水効果を狙って「ドラム式」を選ぶかという、ご自身のライフスタイルに対する投資判断そのものです。
学生生活や単身赴任など期間限定の一人暮らしであれば、手頃な縦型洗濯機がスマートな選択肢となります。一方で、社会人として長く忙しい日々を送る予定であれば、ドラム式洗濯機は毎日の時間に大きなゆとりをもたらす最高の自己投資となるでしょう。
本記事で紹介した縦型・ドラム式それぞれのおすすめモデルや、搬入経路・防水パンの寸法に関する注意点を十分に確認して、あなたの新しいお部屋と毎日の暮らしに完璧にフィットする、後悔のない洗濯機選びを実現してくださいね!

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